無線ネタもないので、先日、オーディオラックを清掃した際に古いチューナーを取り出し撮影したものがありますので紹介します。
アマチュア無線とは受信つながり(^^;)ということで・・・。

写真は、KENWOOD(ケンウッド)の「KT-880」というFM/AMステレオチューナーです。驚くなかれ1985年(4アマの免許を取った頃!)に購入したもので、いまだに我が家では現役で活躍しています。
こちらにKT-880を紹介したサイトがありました。オーナーさんTNX!
一時期、真夏には40℃超え、冬場は氷点下になる倉庫に2年ほど片付けていたこともありますが全然平気です。とても堅牢です。いい仕事していますね。
前身のTRIO(トリオ)・・・ではなくKENWOODなのは少し残念ですが(^^;)、ロゴは今と変わらず・・・Wの▼の部分が赤ではないですが。
「QUARTZ SYNTHESIZER FM-AM STEREO TUNER」という表示が何となく歴史を感じさせられます。

周波数メモリーはAとBの2系統ありそれぞれ6チャンネルなので計12チャンネルです。FMとAMは独立しているので、FMとAMでそれぞれ12チャンネルですが、現在でもチャンネル数が不足することはありません。
シグナルは6段階のLED。ステレオ放送を受信すると「STEREO」のランプが点灯します。現在はFMのモノラル放送はないので、このランプの意味はほぼなくなっています(^^;)。

「AUTO TUNING」のモードがあって、このモードでスキャンした場合は放送局を受信すると自動的に止まります。
現在では当然の機能ですが、ダイヤルで針を動かすアナログチューニングからデジタルチューニングに変わったばかりの当時は、とても斬新な機能だったのです。

背面には75Ω(オーム)のFMアンテナの接続端子と、AMアンテナを接続する端子、さらに音声出力のRCA端子(L,R)が装備されています。AMアンテナの端子にはGND(アース)の記号が付いていますが・・・。

付属のアンテナも揃っています!

ラジオ離れが激しいようですが、インターネットがまだなかった頃は、ラジオは重要な役割を果たしていました。ラジオを聴くことも少なくなりましたが、まだまだ使えそうです。
ただの「置物」にならないよう時々使ってやらないとね。